5. マネジメント研修・管理職研修の形式

マネジメント研修・管理職研修の形式
1)公開型研修(社外研修)と集合研修(社内研修)
管理職・マネジメント研修を行う場合、研修の形式として「公開型研修(社外研修)」と「集合研修(社内研修)」がある。
公開型研修(社外研修)は研修会社やビジネススクール、大学院などの社外教育機関が提供するオープンコースに申し込むもので、少人数でもテーマに合った希望のテーマを受講することができる。一方、集合研修(社内研修)は基本的に社内で企画・運営する研修で、自社の課題や目的に合わせた独自のプログラムを行うことが多い。
2)階層別研修と選抜型研修
管理職・マネジメント研修を行う際、新任管理職研修のように対象者全員に一貫して実施する階層別研修と、テーマや目的に応じて、対象者を選抜して行う選抜型研修がある。
3)eラーニング、通信教育
管理職・マネジメント研修では集合教育が一般的であったが、通信教育やeラーニングを利用する企業が増えている。単に知識を学ぶだけでなく、論述問題やケーススタディーなどに取り組むことにより、マネジメントの疑似体験から自部門の課題抽出・整理など、実践的な学びを行うことのできるテキストも増えてきている。人材が集合して学ぶ機会をなかなか作れない現状の中、eラーニングは効果的な手段と言える。