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「自分のキャリアは自分でつくる時代」が日本にも来る
そう直観したとき、「リンクトイン」が面白いと思った

リンクトイン 日本代表

村上臣さん

「信頼貯金」を貯め、「外部」を知ろう

いわゆるキャリア自律の時代に、人事には何が求められるとお考えでしょうか。

一人ひとりに寄り添うことです。流動性が高まると人材は他社に出ていったり、また戻ってきたりします。そのときに、どこまでその人の役に立てるかどうかが重要です。

トヨタの豊田章男社長は、従業員に対して「皆さんにはトヨタでしか通用しない人材にはなってほしくない。世界中どこでも通用する人材になって、それでもトヨタを選びたいと思ってほしい」とおっしゃったそうです。この言葉はこれからの企業と人材の関係を的確に捉えていると思いました。人事もこれと同じ考え方で従業員に寄り添うべきだと思います。

私もヤフー時代、部下との1on1の対話の中で、部下の希望が社内だけでは実現しないと思ったとき、知り合いのベンチャー企業での副業を紹介したことがあります。おそらく普通の人事の発想では出てこないアイデアかもしれませんが、その人に向き合ってその人の成長のために何が必要かを考えたら、そういう選択肢もあっていい。本当に自分のことを考えて大切にしてくれる会社なら誰でもい続けたいと思うし、従業員満足度やエンゲージメントも上がってくると思います。

人事をサポートする、HRソリューション、HRテクノロジーの分野でも数多くのプレーヤーが競っています。この業界の動向をどう捉えていらっしゃいますか。

日本はまだまだこれから、という段階だと思います。HRテクノロジーも本格的に注目されるようになったのはこの数年です。逆に考えれば、どの事業者も伸びしろが大いにあります。

これまでは、HRテクノロジーになかなか予算がつかない理由として、経営や人事の意識が変わらないことや、官公庁が「紙・ハンコ主義」であったことが大きかったと思いますが、ここへきて政府もペーパーレス化や電子契約といったものに前向きになりつつあります。HRテクノロジーも含めたDX(デジタル・トランスフォーメーション)は、コロナ禍の影響で、5年分くらいの変化が2年程度で一気に起こるように思いますね。

リンクトイン日本代表として3年目を迎えられました。今後はどういった分野に力を注いでいこうとお考えですか。

個別分野では、まず法人向けの採用支援サービス。人材不足はしばらく続くのでまだまだ伸ばせる部分です。「ウィズコロナの時代」として考えると、eラーニングとエンゲージメントサーベイでしょう。通勤が減り時間ができた、リモートワークでコミュニケーションが取りづらいといったケースでは、キャリア開発の観点から、eラーニングの活用がまず出てきます。

また、エンゲージメントサーベイソリューション 「Glint」は、従業員の状態をリアルタイムで把握できる、まさにこれからの時代の人事に欠かせないHRテクノロジーといえます。当社では、結果解析やそれをマネジメント教育につなげていくためのコンサルテーションまでトータルなソリューションとして提供しています。

全体としては、「すべての働く人に経済的なチャンスをつくりだす」というグローバルミッションは日本でもそのまま通じると思っています。グローバルのリンクトインでも日本は優先順位の高い国になっており、直近でも営業、サポートなど体制をかなり強化しています。不確実な時代、先の見えない時代でみんなが不安を感じているときだからこそ、ビジネス・コミュニティーの価値は今以上に高まっていきます。

私自身は若い頃から、やりたいことをそのまま仕事にするタイプでした。モバイルに取り組んだのもアメリカの状況を見て、世の中の変化を確信したから。その信念で20年間全力を注ぎました。その私が今、リンクトインで働いています。これからの10年で日本もビジネス・コミュニティーを通じてキャリア自律を実現していく時代になる。個人的にはそう直観しています。日本の働き方を変えていきたいですね。

最後に、HRソリューション業界での成功を目指す若い読者の皆さんに活躍のヒントをいただけますか。

若い人の場合はまず「信頼貯金」をためることでしょう。日々の仕事の中にはつまらないと感じるものもあるかもしれません。しかし、そういった仕事のアウトプットもすべて信頼貯金になっていきます。それが後のキャリアにつながるのです。そのためにも食わず嫌い的に「できない」とは言わないこと。そして、やると言ったことは必ずやりきる。有言実行は信頼につながりますし、自分の仕事のやり方やリズムをつくることにもつながります。

もうひとつは「外部」を知ること。人事の仕事の舞台は主に社内なので、どうしても内向きになりがちです。しかし、人事こそ外部を知らないといけない。採用においても、ただ応募してきた人材を採用するのではなく、これからは外に出て自社の戦略にふさわしい人材を探して、さまざまな方法でマーケティングして獲得する時代になります。そんな人事を支援するHRソリューション業界の人たちは、人事以上に「外部」を知り、世の中のさまざまな動向を知るとともに、人事が何に困っているのかを知る必要があるでしょうね。

村上 臣さん(リンクトイン日本代表)

(取材:2020年6月2日)

社名リンクトイン・ジャパン株式会社
本社所在地東京都千代田区丸の内2-4-1丸の内ビルディング34階
事業内容人材採用メディア
設立2003年5月

企画・編集:『日本の人事部』編集部

Webサイト『日本の人事部』の「インタビューコラム」「HRペディア「人事辞典」」「調査レポート」などの記事の企画・編集を手がけるほか、「HRカンファレンス」「HRアカデミー」「HRコンソーシアム」などの講演の企画を担当し、HRのオピニオンリーダーとのネットワークを構築している。

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この記事ジャンル HRテクノロジー

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