従業員のモチベーションを高め、生産性向上を実現するために欠かせない「人事評価」。多くの企業が独自の戦略的な評価制度を設計し、人材マネジメントに生かすべく工夫しています。一方で、人事部門や現場の評価担当者に大きな負荷が生じていることが課題となっています。生産性向上のための評価が組織のリソースを奪っているとすれば本末転倒です。そんな評価制度の課題を解決するソリューションが新たに登場しました。労務手続きをペーパーレス化し、データを一元管理するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」に追加された「人事評価」機能です。開発背景や特長などについて、開発・提供元の株式会社SmartHRに聞きました。
市場調査から見えてきた、人事評価業務の課題を解決する「SmartHR」の新機能
働き方や価値観が多様化する現代において、画一的な基準で従業員を評価することが難しくなっています。貴社では人事評価制度の現状や課題について、どのように捉えていますか。
人事評価制度は、それぞれの企業が持つ事業戦略や企業文化などを基に各社が独自に設計しているものですから、ひとまとめにして論じることはできません。ただ、企業にヒアリングをするなかで、共通する課題が見えてきました。
たとえば、「データを整備できていない」「紙や表計算ソフトなど、さまざまなツールを併用していて評価作業が煩雑」「評価担当者にかかる負担が大きく、それを取りまとめる人事の負担も大きい」といったものです。
特に多くの企業で課題として認識されているのがオペレーション。いわゆる運用上の負荷です。企業によっては四半期に一度のペースで人事評価が行われますが、その負荷はとても大きいでしょう。

市場調査から浮かび上がった、人事評価業務で生じる「運用上の負荷」とは
人事評価に関するオペレーションを効率化するためには
集まった評価データを人材マネジメントに活用する方法は

SmartHRは、雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きのペーパーレス化を実現する3年連続シェアNo.1のクラウド人事労務ソフトです。※ 従業員データベースの構築や集計・可視化といったレポート機能も備わっており労務管理の最適化から人事情報の活用まで幅広い業務に貢献します。さらに、勤怠管理や給与計算システムなど、様々なサービスとの連携も充実。SmartHRは煩雑で時間のかかる労務業務の効率化と、人材マネジメント業務の推進支援を通じて、企業の生産性向上を後押しします。
※デロイト トーマツ ミック経済研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望 2020年度」