企業研修、採用、評価、人材開発、労務・福利厚生のナレッジコミュニティ

科学的アプローチで人材育成に客観的評価の導入を。 社会起業家が持つリーダーシップをIBM Kenexaで分析すると何が見えてくるのか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人事分野でもますます進む、AI(人工知能)の活用。蓄積された人材データに基づき、AIによる採用判断や社風とのマッチング判定、チーム編成の最適化など、企業の活用事例が増えています。しかしながら、AIを活用するにも、人材データが蓄積されていない、整備されていない、というケースも少なくありません。日本IBMでは産業組織心理学の研究から開発された「IBM Kenexa」により、客観的指標に基づくリーダーシップ測定のサービスを提供し、リーダーの資質と能力のデータ化を支援しています。今回は、そのアセスメントを「留職」プログラムを展開するNPO法人クロスフィールズ代表の小沼大地さんに実際に受けていただき、分析を担当した日本IBM 別当類さんと共にリーダーシップに関する科学的分析の有効性について議論しました。

プロフィール
小沼大地さん
小沼大地さん
NPO法人クロスフィールズ 代表理事

一橋大学社会学部・同大学院社会学研究科修了。青年海外協力隊として中東シリアで活動した後、マッキンゼー・アンド・カンパニーにて勤務。2011年5月、ビジネスパーソンが新興国で社会課題解決にあたる「留職」を展開するNPO法人クロスフィールズを創業。2011年に世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Shaperに選出、2016年にハーバード・ビジネス・レビュー「未来をつくるU-40経営者20人」に選出される。国際協力NGOセンター(JANIC)の理事、新公益連盟の理事も務める。著書に『働く意義の見つけ方―仕事を「志事」にする流儀』(ダイヤモンド社)がある。

別当類さん
別当類さん
日本IBM コラボレーション&タレント・ソリューション事業部
IBM Watson Talent / Kenexa クライアント・テクニカル・プロフェッショナル

北海道札幌市SIerにてプログラマとして従事。 2008年6月、日本IBMに入社。エンタープライズ向けコラボレーション製品を対象としたプリセールス業務に従事する。2015年7月より IBM Watson Talent Kenexa に異動。HRテクノロジー製品・サービスを担当し、主にプリセールスエンジニアとして活動する一方、エンゲージメント・サーベイやリーダーシップ育成研修等複数のグローバル案件にプロジェクト・マネージャーも務める。

「高い業績をあげるリーダーの行動特性」とは

別当:小沼さんにはまず、アセスメントに回答いただきました。似たような設問が多かった印象があるかもしれませんが、結果の精度を高めるため、そのような構成になっています。また、あまり考え込まずに直感で答えていただくことをお勧めしていますので、実質30分くらいだったかな?と。

小沼:これまで「ストレングス・ファインダー」や「適性検査CUBIC」など、さまざまな人事関連のサーベイを受けたことがありますが、設問の内容にも納得できましたし、全てに回答するだけの意義はありそうだな、と感じました。大企業のコンテクストに沿ったものが多く、私自身はベンチャーの代表なので若干のズレは感じましたが、実際に受けるのは大企業の方が多いのでしょうか。

別当:いえ。規模は問いません。どのような規模感でも、個人としての能力開発や組織としてどんな人がどの役職や部署にふさわしいのか、どんなふうに組織を強化するのかを考えるうえで参考にしていただきたいと考えています。

対談の様子

別当:当社が提供している「IBM Kenexa」のアセスメントでは、産業組織心理学の研究から開発された「高い業績をあげるリーダーの12の行動特性」というフレームワークに基づいてリーダーシップを評価します。過去30年間にわたって蓄積されたグローバル・リーダーのアセスメントなどのデータが基になっています。このフレームワークをもとにどんなリーダースタイルを好むか、行動にうつしているかを判断します。

高い業績をあげるリーダーにおける12の行動特性と四つのクラスタは、以下の通りです。

  • 戦略の策定(思考するクラスタ)…情報の収集、アイデアの創出、イノベーションの加速
  • 人材の惹きつけ(コラボレーションするクラスタ)…信頼の確立、コラボレーションの促進、人材の育成
  • 人々の鼓舞(人に影響を与えるクラスタ)…人々への影響、自信の構築、効果的なコミュニケーション
  • 卓越性の達成(業務遂行するクラスタ)…改革の実行、業績の改善、顧客の獲得
高い業績を上げるリーダーシップ・フレームワーク

また、リーダーシップは「DNA(資質)」「Skills(スキルや能力)」「Experiences(人生経験を通して得たもの)」の3つの観点で測定することが、一般的かと思います。今回は小沼さんのリーダーシップを「選好」と「行動評価」の2種のアセスメントからアプローチすることで、ご自身の傾向や変わらない資質(DNA)、現時点でのリーダーとしての知識や、日々発揮している行動特性(Skills)について知りたいと考えています。さっそく見ていきましょう。

リーダーシップ・アセスメント
記事の全文は下記からダウンロード可能です。
記事の続きをダウンロードする
広告主
日本アイ・ビー・エム株式会社
IBMは、世界175ヵ国以上で情報システムに関わる製品やサービスを提供し、「IBM Watson」に代表されるAIソリューションやクラウド・プラットフォームに注力しています。また、人事向けクラウド・ソリューション「IBM Kenexa」を提供し、企業におけるタレントマネジメントを広くご支援しています。
日本アイ・ビー・エム株式会社 ロゴ
協力企業
NPO法人クロスフィールズ
「枠を超えて橋をかけ 挑戦に伴走し 社会の未来を切り拓く」をミッションに活動するNPO法人クロスフィールズは、日本のビジネスパーソンをアジアの社会課題の現場に派遣し、本業で培った経験やスキルを活かして現地の課題解決に貢献する「留職プログラム」等の事業を通じ、アジアの社会課題解決と、日本企業の次世代リーダー人材育成に貢献している。2011年5月創業。
http://crossfields.jp
NPO法人クロスフィールズ ロゴ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

注目の記事のバックナンバー

「給与の即日払い」は問題ないのか?
ペイミーの後藤社長に疑問をぶつけてみた
株式会社ペイミー 代表取締役CEO 後藤道輝さん
スマホを使って「給与の即日払い」を手軽に行えるサービス「ペイミー」が急速に導入企業を増やし、2017年11月のサービス開始からわずか半年で約100社・1万500...
2018/06/27掲載
科学的アプローチで人材育成に客観的評価の導入を。
社会起業家が持つリーダーシップをIBM Kenexaで分析すると何が見えてくるのか
人事分野でもますます進む、AI(人工知能)の活用。蓄積された人材データに基づき、AIによる採用判断や社風とのマッチング判定、チーム編成の最適化など、企業の活用事...
2018/06/26掲載
1日30分、週3日、3ヵ月。
それだけでTOEIC®テストスコア500点突破を目指せるプログラムとは?
グローバル化が進む現在、多くの企業が社員の英語力向上を課題としています。TOEIC®の点数を昇進・昇格の条件とする企業も見受けられますが、社員の実力が期待したほ...
2018/06/20掲載