
企業にとって人の採用は非常に重要なテーマです。中でも新卒採用は、将来の経営幹部候補を育てる目的と同時に、組織の文化形成を行っていくうえでも会社経営に大きな影響を与える重要な取り組みです。企業は、新卒採用活動において自社が求める学生と効率的に出会い、採用することを望んでいます。これまではその最適なツールが就職サイトと言われてきました。多くの企業は就職サイトを活用し、多くの学生への企業説明を行い、その学生の見極めに時間を割いてきました。
ところが近年は、その就職サイトも大量エントリーによる非効率性が問題視されています。2016年採用では倫理憲章による就職活動時期の変更に伴い、就職サイトを利用した採用活動はより大きな問題へと発展していく可能性があります。
企業が、主体的な学生と効率的に出会い、入社へと結び付けていくことは益々大きな課題となっていくでしょう。そうした中で近年、就職サイトとは真逆のアプローチであるスカウト型のサイトやイベントなどのサービスが急増しています。今回紹介するIROOTSは、「厳選企業と優秀学生をつなぐスカウト型のエージェントサービス」です。「イノベーションを志す人と組織が結び付くNo.1のプラットフォームを創出する」をミッションに掲げ、次世代の就職・採用サービスのスタンダードになることをIROOTSを運営するINNOBASE株式会社は目指しています。今回はIROOTSを利用している企業2社をお招きし、IROOTS事業部長との対談を実施。新しい新卒採用手法と、実際の利用状況について、詳しいお話をうかがいました。
