無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

世界基準のリーダーシップを求めて伸ばす GE流“生え抜き”育成哲学とは(後編)
―― 人の成長を支援する人事部門こそ自ら学び、成長せよ[前編を読む]

日本GE株式会社 代表取締役 GEキャピタル社長兼CEO

安渕 聖司さん

トップ自らが30%の時間を“人”に費やすGEの本気

 ところで、日本企業における人材育成の現状をどのようにご覧になっていますか。

人材の育成やリーダーの育成を企業の最重要課題と位置付けるのであれば、当然、トップ自らが直接コミットして進めなければなりません。残念ながら、日本企業はそこがまだ弱く、おそらく多くの企業では「人材育成は人事担当役員の役割」という認識に、未だとどまっているのではないでしょうか。私が知っている会社は限られますが、内外を問わず、GEほど真剣に人材やリーダーの育成を考えている企業は多くないというのが、入社時の率直な印象でした。その情熱の源が、現CEOのジェフ・イメルトの姿勢にあることは間違いありません。彼は、社員の育成・評価に関する仕事に執務時間の30%超を費やしているのですから。それくらい、トップ自らが“人”に関わっているのです。

また、女性や外国人を含めたダイバーシティの推進や、いわゆる年次年齢主義的な人事慣行からの脱却についても、取り組みが不十分な日本企業が多いと思います。それらの停滞が貴重な人的資源の活用や能力発揮の機会を妨げ、イノベーションの足かせになっているのだとしたら、日本全体の競争力にとっても大きな損失でしょう。

 GEキャピタルでは、そうした日本企業の抱える経営課題に対し、GEのノウハウを伝授して解決に資する付加価値サービス、「アクセスGE」を提供していますね。

GEキャピタルにとって、金融サービスはお客様とのパートナーシップを構築する始まりにすぎません。「アクセスGE」は、航空機のエンジンから人の命を救う医療機器まで、多様な製品を創造するGEグループの一員として、モノづくりを原点に培ってきた経営知識やリソースを無償で提供し、お客様の成長と成功をサポートするサービスです。なかでも次世代リーダー育成や評価方法など、人事関連のノウハウに人気があります。

 あらためて、うかがいます。安渕さんがリーダーとして、いま一番大切にされていることは何ですか。

いろいろありますが、一つだけ挙げるとしたら、GEにSay/Do ratioという言葉があります。直訳すると、「言ったことと行ったことの比率」という意味。要するに、自分の言ったことをどれだけ行っているか、「言行一致」ということです。やはり組織のリーダーなら、このSay/Do の比率が限りなく100%に近くなければいけません。メンバーにもっと勉強しなさいといった本人が、どれだけ勉強しているかという話です。ボランティア活動をしようというなら、まず自分から始めるべきでしょう。人はそういうところをしっかりと見ています。世の中には言いっ放しのリーダーも少なからずいると思いますが、私は、実践をおろそかにしません。

 最後に、企業で人事・人材育成に携わる方々に向けて、メッセージをお願いします。

グローバル人材も、ダイバーシティも企業競争力の源泉。したがって人事部門の方々には、自社の競争力を創出する重要な役割を担っていることを、常に意識してほしいと思います。そして最も大切なことは、人材育成を手がけ、人の成長を支援している人自身が、自分を成長させようとすることです。まず自分が学び、自分を伸ばす。先述のSay/Do ratioです。その姿を示していくことが他の社員にも、「変われるんだ」「変化に対応していけるんだ」という動機づけになるはずです。何よりも人事に求められているのは、自ら変化をドライブする姿勢ではないでしょうか。

安渕聖司さん Photo

(2015年4月28日、東京・港区の日本GEにて)

企画・編集:『日本の人事部』編集部

Webサイト『日本の人事部』の「インタビューコラム」「HRペディア「人事辞典」」「調査レポート」などの記事の企画・編集を手がけるほか、「HRカンファレンス」「HRアカデミー」「HRコンソーシアム」などの講演の企画を担当し、HRのオピニオンリーダーとのネットワークを構築している。

安渕聖司さん: 世界基準のリーダーシップを求めて伸ばすGE流“生え抜き”育成哲学とは(前編) ―― 強さの秘密は「全社員一人ひとりをリーダーに」
キーパーソンが語る“人と組織”

キーパーソンが語る“人と組織”

? このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します
フォロー

無料会員登録

フォローすると、対象ジャンルの新着記事が掲載された際に通知します。
利用には『日本の人事部』への会員登録が必要です。

メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

さまざまなジャンルのオピニオンリーダーが続々登場。それぞれの観点から、人事・人材開発に関する最新の知見をお話しいただきます。

この記事ジャンル リーダーシップ

無料会員登録

会員登録すると、興味のあるコンテンツをお届けしやすくなります。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事を既読にする

無料会員登録

「既読機能」のご利用には『日本の人事部』会員への登録が必要です。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

キーパーソンが語る“人と組織”のバックナンバー

関連する記事

【用語解説 人事辞典】
エビングハウスの忘却曲線
プライミング効果
ソーシャル・ノーム
チェーンストア理論
社会関係資本(Social Capital)
カークパトリックの4段階評価法
目標志向性
SF思考
ヒンドランスストレッサー
コンピテンシー導入の企業事例