無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

ASTD2013 International Conference & Expo

2013年5月19日~22日に、米国テキサス州ダラスにて、「ASTD2013 International Conference & Expo」が開催されました。ASTD International Conference & Expo(ASTD国際会議)は、Workplace Learning & Performance(職場における学習・パフォーマンスの向上)に関する世界最大の会員制組織であるASTD(American Society for Training & Development)が年に一度開催している国際会議です。このコンファレンスでは、米国だけでなく、世界各国から集まった先駆的企業や教育機関・行 政体のリーダーたちが、現在直面している諸問題にどのように取り組んでいるかを企業の枠を超えて学び合います。本レポートでは、イベントの模様をダイジェ ストでお伝えいたします。

ASTD2013 International Conference & Expo の概要報告

■ASTDとは

ASTDは、American Society for Training & Developmentの略称で、企業や政府などの人材開発・組織開発の支援をミッションとし、米国ヴァージニア州アレクサンドリアに本部を置く会員制組織です。設立は1944年で68年もの歴史があり、世界約100カ国以上の国々に約40,000人の会員を持つ、人材開発&トレーニングに関する世界最大級の組織です。

■ASTD International Conference & Expo(ASTD国際会議)とは

ASTD International Conference & Expo(ASTD国際会議)は、ASTDが年に一度開催している人材開発や組織開発に関する世界最大級のイベントです。先駆的企業の組織・人材開発に関する実践事例や、これからの組織・人材開発のあり方など、最新の情報に触れることができます。2013年は、テキサス州ダラスにて開催。4日間で281ものセッションが開催され、米国だけではなく欧州、アジア、中東など世界87ヵ国から9,000人以上の方々が参加しました。

■ASTD2013 International Conference &Expo開催概要

テーマ Content, Community, Global Perspective
(コンテンツ、コミュニティ、グローバルの視点)
日程 2013年5月19日(日)~22日(水)
場所 米国テキサス州ダラス ダラス・コンベンション・センター
セッション数 281件(延べ289件)
  • 基調講演:3件
  • コンカレントセッション延べ数:238件
  • ワークショップ:9件
  • エキスポ展示者によるデモセッション:38件
基調講演
  • ケン・ロビンソン卿(『才能を引き出すエレメントの法則』著者、英ワーウィック大学名誉教授)
  • ジョン・シーリー・ブラウン氏(デロイト先端研究所共同代表、南カリフォルニア大学客員教授、『PULLの哲学』著者)
  • リズ・ワイズマン氏(元オラクル社役員、ワイズマングループ会長)
コンテント・トラック
(8カテゴリー)
  • Career Development(キャリア開発)
    組織と個人を含めたキャリア開発
  • Designing and Facilitating Learning(デザイニング&ファシリテーティング・ラーニング)
    デザインとファシリテーションのための、イノベーション・アプローチ
  • Global Human Resource Development(グローバル人材開発)
    文化の多様性、グローバリゼーション、ローカライゼーションと、地域別のベストプラクティスに焦点を当てる
  • Human Capital(ヒューマン・キャピタル)
    コーチング、メンタリング、パフォーマンス改善、学習機能の管理、チェンジ・マネジメントとタレント・マネジメントが含まれる
  • Leadership Development(リーダーシップ開発)
    個人や組織、両方の開発アプローチをカバーしている
  • Learning Technologies(ラーニング・テクノロジー)
    ラーニングにテクノロジーツールを使用するための、コアなものから新しいものまで様々な範囲が含まれる
  • Measurement, Evaluation, ROI(測定、評価、ROI)
    効果戦略と、ROIと同様に、すべての種類のプログラムの効果の測定に焦点を当てる
  • Workforce Development for Non-Training Development(トレーニング・プロフェッショナルでない人向けのワークフォース・ディベロップメント)
    専門家以外の人に向けて、マネジメントや組織開発についてのヒントを得るためのプログラム
インダストリー・トラック
(3カテゴリー)
  • Higher Education(高等教育)
    大学の学部、部長、および教育の指導者に向けたセッション
  • Government(行政)
    連邦、州、および地方など、政府のあらゆるレベルにおける、政府で働く人に向けた、政府関係者によるセッション
  • Sales Enablement(セールスの有効化)
    ソート・リーダーシップ(考え抜かれたリーダーシップ)、デザインと開発、販売スキルとコンピテンシーをカバーしている、販売トレーナー、コーチ、リーダー、役員を含むセールス・イネーブルメント専門家のためのプログラム

■ASTD2013 International Conference &Expo開催実績

・参加人数:9,000名以上
・海外からの参加:2,200名
・参加国数:87ヵ国
・参加者の多い国の状況:韓国…387名、カナダ…235名、中国…172名、日本…128名、ブラジル…110名

※参考 過去の実績

【参加人数】
2012年 9,000名
2011年 8,500名
2010年 8,000~9,000名
2009年 8,000名
2008年 10,000名
2007年 9,300名
【2012年海外参加者数順位】
韓国 384名
カナダ 188名
中国 175名
日本 146名
ブラジル 110名
【海外の主な参加人数】
  2012年 2011年 2010年
韓国 384名 451名 390名
カナダ 188名 214名 202名
日本 146名 119名 103名

世界中から集まった人と共に学び、交流する場

今年の会場となったダラス・コンベンションセンターは、ダラス中心街、ケネディ大統領暗殺現場の近くに位置しています。5月でも気候は日本と比べて蒸し暑く、夜になっても半袖で出歩けるほどでした。

ダラスphotoダラスphotoダラスphoto

コンファレンス会場はとても大きく、端から端まで歩くのに10分はかかりそうなほどで、いたる所に道案内をしてくださるボランティアの方が立っていました。会場内に設置されたブックストアでは、セッション・スピーカーの著書や、ASTDの出版物が購入できます。各基調講演の後にはサイン会も催され、ブックストアの外の廊下まで続く長い列ができていました。また、海外からの参加者同士が交流できる場として、グローバル・ビレッジが設けられています。中に入ると、大きな世界地図があり、参加者が自分の名刺を貼り付けることができるようになっていました。今年はASTDの70周年であるため、お祝いのコメントを掲示するボードも用意されており、ASTDの長い歴史が感じられました。グローバル・ビレッジでは、世界各国から来た参加者がコーヒーやスナックを片手に会話したり、写真を撮影したりして、交流の輪を広げていました。

ブックストアphoto世界地図photo

コンファレンスのセッションは、ジェネラル・セッション(基調講演)とエデュケーショナル・セッションに分かれています。エデュケーショナル・セッションは、1日三つのスロット(時間枠)が設けられており、その時間帯に行われるセッションだけでも数十にわたります。自分の興味あるセッションを選び参加しますが、中には途中で退出していくつものセッションに参加する人もいました。人気のあるセッションは、満席のため部屋に入れてもらえないこともあったようです。近くに座っている参加者とグループワークを行うセッションも多くあり、ここでもさまざまな国から来た参加者と互いの知識や経験を交換できる場となっています。また、終了後にスピーカーに個別に質問したり、話を聞く人のための列ができたりしているセッションもありました。

セッションphotoセッションphoto

会場内で同時開催されているエキスポでは、多くのトレーニング&ディベロップメントのサービスを紹介するブースが展示されていて、活気にあふれていました。参加者は各ブースを自由に見て回ることができます。熱心にサービスについて質問をしている人も見かけました。

ブースphotoブースphoto

インターナショナル・ボランティア・アウォードでは、定期的な委員会活動や勉強会の開催、そして日本での会員増加が評価され、ASTD日本支部であるASTD Global Network Japanの理事全員が表彰されるといううれしいニュースもありました。

インターナショナル・ボランティア・アウォードphotoインターナショナル・ボランティア・アウォードphoto

4日間のコンファレンスはあっという間に過ぎましたが、期間中はトレーニング&ディベロップメントにかかわる多くの人々と交流することができました。各セッションや参加者同士の交流をとおして得た新しい知識やネットワークを大いに生かし、それぞれの場所でまた新たな取り組みが生まれるのだと思うと、来年の5月4日~7日にワシントンD.C.で開かれるASTD International Conference & Expo 2014もまた楽しみになりました。

イベントレポート

イベントレポート

? このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します このジャンルの新コンテンツ掲載時に通知します
フォロー

無料会員登録

フォローすると、対象ジャンルの新着記事が掲載された際に通知します。
利用には『日本の人事部』への会員登録が必要です。

メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

人事担当者としてぜひ聴いておきたい講演、参加しておきたいセミナーなどをピックアップ。そのダイジェストをレポート形式でお届けします。

この記事ジャンル 能力開発関連制度

無料会員登録

会員登録すると、興味のあるコンテンツをお届けしやすくなります。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事を既読にする

無料会員登録

「既読機能」のご利用には『日本の人事部』会員への登録が必要です。
メールアドレスのみの登録で、15秒で完了します。

この記事をオススメ

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。
※コメント入力は任意です。

オススメ
コメント
(任意)
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

コメントを書く

あなたのオススメとして、ニックネーム、業種、所在地(都道府県まで)が公開されます。

コメント
■コメント投稿に関するご注意
以下に定めるご注意をご承諾の上、コメントを投稿してください。

1.
記載されている記事や回答の内容に関係のないコメントは、ご遠慮ください。
2.
以下の内容を含んだコメントの投稿を禁止します。『日本の人事部』事務局が禁止行為に該当すると判断した場合には、投稿者に通知することなく、コメントを削除または修正することもございます。予めご了承ください。
・第三者の名誉または信用を毀損するもの
・第三者を誹謗・中傷するもの
・第三者の名誉、信用、プライバシーを侵害するもの
・第三者の著作権等の知的財産権を侵害するもの
・第三者の権利または利益を侵害するもの
・公序良俗に反する内容を含んだもの
・政治活動、宗教、思想に関する記載があるもの
・法令に違反する、または違反のおそれがある記載のあるもの
・差別につながるもの
・事実に反する情報を記載するもの
・営利目的の宣伝・広告を含んだもの
・その他、内容が不適切と判断されるもの
3.
氏名・住所・電話番号などの個人情報を記載すると、トラブルに繋がる可能性があります。絶対に記載することのないよう、ご注意ください。
4.
掲載されたコメントにより発生したトラブルに関しては、いかなる場合も『日本の人事部』事務局では責任を負いかねますので、ご了承ください。
5.
ご投稿いただきましたコメントは、『日本の人事部』や、当社が運営するウェブサイト、発行物(メールマガジン、印刷物)などに転載させていただく場合がございますので、ご了承下さい。

問題を報告

ご報告ありがとうございます。
『日本の人事部』事務局にて内容を確認させていただきます。

報告内容
問題点

【ご注意】
・このご報告に、事務局から個別にご返信することはありません。
・ご報告いただいた内容が、弊社以外の第三者に伝わることはありません。
・ご報告をいただいても、対応を行わない場合もございます。

イベントレポートのバックナンバー

関連する記事

【用語解説 人事辞典】
社会的証明の原理
マクロマネジメント、マイクロマネジメント
カッツ理論
ソーシャル・ノーム
LMX理論
社会的交換理論
ネガティブ・ケイパビリティ
オープン・シェア
組織コミットメント
ダブルループ学習