日本の人事部 LEADERS(リーダーズ)2016 Vol.4
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経営に資する人事部の“プレゼンス”とは「人・組織・経営」研究の第一人者が語るトップインタビュー多くの企業がIoTを戦略に掲げた取り組みを開始し、ビッグデータの活用や人工知能の高度化も進むなど、世界中がつながって境界もなくなった今、企業経営はこれまでになく大きな転換期を迎えています。また国内を見ても、ストレスチェックの義務化や女性活躍推進法の制定、労働者派遣法の改正など、ここへきて「人」に関するさまざまな変化が起こっています。このような状況下、企業が戦略や経営の方向性を策定し推進していく上で、人事部に求められるものはさらに大きくなっています。時代が変わっても、経営の基本となるのは「人」。その採用や育成に携わり、誰よりも人を知り尽くしている人事部に、激しい変化を迎えている今だからこそ、経営や企業戦略において力を発揮することが求められているのです。人事部という“存在”が「人・組織」をさらに強いものにし、より素晴らしい「経営」を実現していくためには、どうすればいいのか――。「人・組織・経営」に関する研究の第一人者の方々に、それぞれの専門分野の切り口から、詳しく解説していただきました。ビジネスで力を発揮できる人事リーダーはいかに生まれるのか「少子高齢化」と「付加価値競争」の時代に日本の雇用はどうあるべなきなのか日本企業の真の「グローバル化」はどうすれば実現できるのか神戸大学大学院経営学研究科 教授金井壽宏さん慶應義塾 塾長清家 篤さん一橋大学 名誉教授石倉洋子さん

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