この調査は、主要産業における企業の賃金制度、労働時間制度、労働費用、福祉施設・制度、退職給付制度、定年制等について総合的に調査し、我が国の民間企業における労働条件の現状を明らかにすることを目的として実施している。厚生労働省から2010年10月14日に発表された。本コンテンツでは平成22年調査のうち、賃金制度の調査について掲載する。本調査によると賃金形態を定額制としている企業が99.4%を占める一方で、賃金改定における改定項目では、「職務・職種などの仕事の内容に対応する賃金部分の拡大」が最も高く、次いで「職務遂行能力に対応する賃金部分の拡大」「業績・成果に対応する賃金部分の拡大」となっている。注目すべきは「業績・成果に対応する賃金部分の拡大」は前年調査よりも低下し、成果主義が後退していると推測できる。