弊社のリクルートマネジメントスクール(研修公開コース)では、毎年新入社員研修「8つの基本行動」の受講者にご協力いただき、新入社員意識調査を行っています。調査概要は以下となります。
| 調査目的 | 新入社員が企業に入社するにあたり、どのような期待や不安を抱えているのかを定量的に明らかにすること |
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| 実施期間 | 2011年3月22日~2011年4月13日 |
| 調査対象 | 弊社新入社員研修「8つの基本行動」の当該期間での受講者755名 (男女比約7:3、最終学歴大卒以上約9割、300名未満の企業の新入社員割合約8割) |
| 調査内容 |
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はじめに、新入社員に「社会人として働いていくうえで大切にしたいと思っていること」を尋ねた結果をご紹介します。
■図表01 あなたが社会人として働いていくうえで大切にしたいことは何ですか?(選択率順)

昨年に引き続き、「社会人としてのルール・マナーを身につける」「周囲との良好な関係を築く」の選択率は高く、近頃の若者の特徴とされる「浮いた存在にはなりたくない」との思いが表れているようです。とはいえ、昨年に比すると「社会人としてのルール・マナーを身につける」の選択率が下がっているのは、厳しい就職活動を通じてルールやマナーは既に身につけているとの認識が高まったことの表れかもしれません。
また、「仕事に必要なスキルや知識を身につける」「任された仕事を確実に進める」の選択率も昨年同様に高くなっており、「1人前に仕事ができるよう基礎を固めたい」との思いが伺えます。「8つの基本行動」研修中にも散見された正解を求める志向を加味すると、「失敗したくない」「手堅く正しく行動したい」との傾向とも受け取れます。
一方で、「失敗を恐れずにどんどん挑戦する」の選択率が昨年から上昇している点からは、失敗を避けようとする気持ちを乗り越えて、厳しい就職活動を終え、いよいよ迎える社会人生活に意欲的に取り組みたいと考えていることが伺えます。
次に、新入社員に「自分が働きたい職場の特徴」を尋ねた結果をご紹介します。
■図表02 あなたはどのような特徴を持つ職場で働きたいですか?(選択率順)

各項目の選択率には昨年から大きな変化はなく、「ルール・決め事が明確」以外の選択肢は一定の割合で選択されています。半数以上の新入社員が「お互いに助けあう」を選択しており、「アットホーム」の選択率も高まっていることから、彼/彼女たちは職場において、受け入れられたい、お互いに関わりあいながら働きたいと望んでいるといえます。
続いて、新入社員に「上司に期待すること」を尋ねた結果をご紹介します。
■図表03 あなたが上司に期待することは何ですか?(選択率順)

「相手の意見や考え方に耳を傾ける」「一人ひとりに対して丁寧に指導する」の選択率は昨年に引き続き高く、また、「仕事に情熱持って取り組む」の選択率が上昇しています。上司とコミュニケーションをとりながら仕事を進めたい、上司に見ていて欲しいという思いとともに、ロールモデルとして「上司自身が情熱を持って仕事に取り組む姿を見せてほしい」との思いの表れとも解釈できます。
一方で、「部下に仕事を任せること」の選択率は昨年に引き続き低く、新入社員の仕事に対する自信のなさや、上司との関わりが薄くなることへの不安が見て取れます。